大会長挨拶

  この度、第14回日本音楽医療研究会学術集会を東京都立産業技術大学院大学で開催させていただくことになりました。
  今回の大会テーマは「基礎と臨床の相互理解が拓く音楽医療」といたしました。私自身が基礎系と臨床系の研究室の両方に在籍した経験から、両者がディスカッションできる機会がもっとあればと常日頃思っております。
  シンポジウムでは、「基礎から臨床へのアプローチ」と題して、新進気鋭の研究者から、音楽医療研究に応用可能な研究手法を紹介いただきます。このシンポジウムが音楽医療の新たなブレイクスルーとなることを強く望みます。
  特別講演では、「楽器演奏に着目した医療・福祉への音楽支援介入の効果 ー生体医工学研究者が学んだことー」と題して、赤澤堅造先生にご講演いただきます。長年の音楽支援介入、そしてその効果をどのように科学的に明らかにしてきたのか、わたしたちが直面するその問題へのひとつの答えをご教示いただけると思っております。
  最後に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るために、本大会はWEB開催にさせていただきます。本学術集会初めてのオンライン開催になりますが、WEB開催のノウハウを蓄えることで、 今後は現地実参加かWEB参加かが選択できるというのもよろしいかもしれません。 
  多数の皆様のご参加をお待ちしております。

東京都立産業技術大学院大学 田部井賢一